子どもたちを不審者から守る ナカテックに感謝状 防犯啓発の文具贈り続ける 坂井警察署
感謝状を手にする中山社長(中央)=2日午前10時、坂井市春江町のナカテック
不審者から身を守るための標語が書かれた文具を園児たちに贈り、地域の防犯に貢献したとして、坂井警察署は2日、工場用設備を製造・販売する坂井市春江町のナカテックに感謝状を贈りました。(2月2日)
同社は4年前から、小学校入学を控えた坂井市内の園児に、防犯標語「いかのおすし」をイラスト入りで紹介した文具を贈っていて、その数はこれまでにおよそ2,000セットに上っているということです。
■ナカテック・中山浩行社長
「文具を通して身近に学んでもらうということが根づいて、強みにつながれば」
県警によりますと、県内では去年1年間に子どもへの不審な声かけや付きまといなどが166件起きていて、同社は今後も防犯活動への協力を続けたいとしています。