日本初!!マラソン用ARグラス 走行距離や心拍数など表示 鯖江の眼鏡会社など共同開発
鯖江市の眼鏡会社ボストンクラブは、越前市のAV機器メーカーオーディオテクニカフクイと県工業技術センターと共同で、日本初となるマラソンランナー向けのARグラスを開発しました。雨の中でも使える防水性も備えていて、実証試験として来年3月に開かれる「ふくい桜マラソン」でペースランナーが装着する予定となっています。(11月27日)
リポート・國松希位太記者
「走っていても上下にぶれるような感覚がなくすごく軽いです。視界には、心拍数や走った距離が表示されます」
今回開発されたARグラスは重さおよそ80グラムで、小型のディスプレイにはラップタイムや走行距離、心拍数などが表示され、視線を動かさずに体の状態を確認できます。このほど試作機が出来上がり、27日県庁でお披露目されました。ふくい桜マラソンにちなんで「sAkuRa GLASSES(さくらグラス)」と名づけられました。
ボストンクラブ・小松原一身社長
「日本でも初めての試みなので、ARグラスを着けて走りたいという人が参加してもらって、楽しんでもらえたら」
スマートグラスは改良を重ねながら15台を作ることにしています。なお、現時点では商品化は未定だということです。