園児が「まゆ玉飾り」体験 勝山市の伝統行事 商売繁盛や五穀豊穣を祈る
養蚕が盛んだった勝山市で15日、伝統行事の「まゆ玉飾り」が行われ、地元の園児たちがケヤキの枝に願いを込めて繭玉や小判などの縁起物を飾り付けました。(1月15日)
小正月に商売繁盛や五穀豊穣を願って家庭や機織り場の玄関先につるすもので、まつぶんこども園の5歳児は勝山の繊維産業の歴史を伝える施設「ゆめおーれ勝山」で飾り付けを体験しました。
■飾り付けを終えた園児
「小判をつるのが楽しかった。1年間ずっと福の神が来ますようにって願いました」
「繭と繭をくっつけるのが楽しかった。地震がもう起きないようにって言いながらしました」
同施設では2月25日(日)まで飾られることになっています。