冬の使者コハクチョウ 坂井平野の水田で羽休め 「観賞は静かに」3月上旬まで
水田で羽を休めるコハクチョウ=28日午前8時ごろ、坂井市坂井町
坂井平野の水田にコハクチョウが飛来し、群れで寄り添いながら羽を休めています。
坂井市坂井町の水田では28日朝、時折小雨が降る中、およそ140羽のコハクチョウが羽を休めていました。日本野鳥の会のメンバーによりますと、今年は田んぼの水張りが1か月遅れた影響で、例年より少ない250羽ほどの群れが、二番穂を食べながら坂井平野で栄養を蓄えるということで、4000キロ離れたシベリアに飛び立つ3月上旬まで見ることができるということです。
なお、日本野鳥の会では、コハクチョウは音に敏感なので近づきすぎず、静かに観賞するよう呼びかけています。
最終更新日:2025年1月28日 19:19