“福地鶏”オスも食べて 弾力ある肉質が特徴 道の駅蓮如の里あわらで限定メニュー 29日まで販売

これまで活用されなかった県のブランド地鶏「福地鶏(ふくじどり)」のオスの肉を使ったメニューが登場しました。弾力があり食べ応えのある肉質が特徴で、県は試験販売を通して魅力を発信します。(12月25日)


福地鶏は県畜産試験場が2014年から開発を始めたブランド地鶏で、これまでは卵が中心で、肉は産卵数の減ったメスの肉だけが流通していました。一方でオスも一定の割合で生まれることから、県ではその肉の活用法を検討していたもので、あわら市の畜産農家がこのほど初めて出荷にこぎつけ、25日から道の駅蓮如の里あわらで期間限定メニューとして提供が始まりました。

■三重県からの観光客
「柔らかいんですけど、弾力もあってすごく食べ応えもある。おいしいです」

から揚げ定食ととり天うどん(そば)があり、いずれも数量限定で12月29日(金)まで提供されます。県では感想などを元にオスの肉の本格販売につなげたいとしています。