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今庄つるし柿 新パッケージになって買い求めやすく 販売拡大と担い手確保へ

2024年11月28日 17:51
今庄つるし柿 新パッケージになって買い求めやすく 販売拡大と担い手確保へ
「今庄つるし柿」を個包装にして買い求めやすく 後継者も期待(28日午後1時南越前町)

南越前町で450年受け継がれる「今庄つるし柿」の生産者が減少する中、今年から新しいパッケージで販売拡大と担い手の育成を図ります。

こちらが新しいパッケージ。南越前町の道の駅では28日から今庄つるし柿の販売が始まりました。

お歳暮向けに化粧箱に入った贈答用と、カップに入った手土産用があり、つるし柿をモチーフにしたロゴが描かれています。

これまではひもが付いた状態で出荷していましたが、個包装にして手軽に買えるようにしたほか、賞味期限も長くしました。

■滋賀県からの観光客
「香ばしくて、しっかりと甘くておいしい」

つるし柿は450年以上の歴史があり、煙でいぶして乾燥させるという、湿気の多い今庄地区ならではの珍しい製法で作られています。

一方で、産地では生産者の高齢化が深刻で、40年前には63万個の出荷があったものの、今年は猛暑の影響もあって1万個あまりにとどまる見込みです。

■今庄特産柿振興会 赤星弘毅会長
「このままの状態では、高齢化が進んで後を継ぐ子ども達が出てこない 何としても防ぎたい つるし柿はもうかる仕事だと若い人にわかってもらえば」

新パッケージで生まれ変わった今庄つるし柿。全盛期並みの生産の回復と、販売の拡大を目指します。

最終更新日:2024年11月28日 19:08
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