今年一番のまとまった雨、交通機関にも影響 降り始めからの雨量100ミリ超 土砂災害などに警戒を
県内は前線の影響で今年1番の大雨となっていて、交通機関にも影響が出ています。
気象台によりますと、28日の県内は前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、今年1番の大雨となっています。降り始めから同日午後3時までに降った雨の量は、おおいで102ミリ、大野市の九頭竜で93ミリ、小浜で85.5ミリなどとなっています。
このあと1時間に30ミリの激しい雨が降る恐れがあり、29日昼までに降る雨の量はいずれも多いところで、嶺北・嶺南ともに80ミリとなっています。
気象台では夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、それに河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。
この大雨の影響で、JRの特急サンダーバードやしらさぎは夕方以降運転を取りやめます。また、JR小浜線も一部の電車を除いて終日運転を取りやめています。