×

横断歩道を渡る人の存在を知らせる電光掲示板 大野市に県内初登場

2024年9月12日 17:02
横断歩道を渡る人の存在を知らせる電光掲示板 大野市に県内初登場
横断歩道を渡る人を知らせる電光掲示板を設置(12日午前10時大野市)

横断歩道を渡る人の存在を光って知らせる道路標識が12日、福井県内で初めて大野市に設置され、ドライバーに横断歩道の手前での一時停止を呼びかけます。

記者
「横断歩道を渡ろうとすると、電光掲示板に横断ありの文字ドライバーに歩行者の存在を知らせる」

横断歩道の標識の下に取り付けられた電光掲示板。歩行者が近づきますと、センサーが感知して「横断あり」と表示されます。

大野ロータリークラブが、警察と協力して、子どもたちが登下校時にも使う「越前おおの結ステーション」近くに設置しました。これは県内で初めての取り組みです。

大野警察署交通課 青木正和課長
「福井県は停止率が低い理由として歩行者の存在に気付かないというのがある しっかり歩行者の存在を確認してドライバーに停まってほしい」

道路交通法では、歩行者が横断歩道を渡ろうとしているときは、ドライバーはその手前で一時停止して道を譲らなければならないとされていて、県警では、今回の設置をきっかけに改めて交通ルールの順守を呼びかけることにしています。

なお福井県は全国で4番目ということです。

JAFの調査では、福井県では信号のない横断歩道での車のドライバーの一時停止する割合は4台に1台で、全国ワースト3ということです。

    福井放送 福井放送