高速道路での事故対応訓練 逆走車を想定した通行規制も 北陸三県の県警が合同で実施 ネクスコ中日本とも連携強化
高速道路でのさまざまな事故を想定して、北陸自動車道・福井インターチェンジ付近で3日、北陸三県の県警が合同で訓練に臨み、道路規制に関してはネクスコ中日本との連携も確認しました。
全国の高速道路で逆走した車による事故が相次いでいることを受けて、県警高速隊の隊員らは逆走車を路肩に停止させ、通行止めにする際の対応などを確認しました。ネクスコ中日本も訓練に参加し、無線を使った連絡などで警察との連携を確認しました。
■福井県警高速道路交通警察隊 田邉将敬副隊長
「現場臨場する管理隊や警察官については、命がけで現場に臨場している。互いの連携を高めながら、日頃から(訓練を)やっている」
県警によりますと、県内の高速道路で去年起きた人身事故は32件、物損事故は639件と、北陸三県で最も多くなっていて、このうち単独事故が全体の過半数を占めているということです。