舟小屋のライトアップ始まる 全国的に希少な茅葺(かやぶき) 新幹線開業から1周年 三方五湖の観光誘客へ

梅の花の開花にあわせて、若狭町の三方湖畔で7日、舟小屋のライトアップが始まりました。
北陸新幹線の敦賀開業から1周年の機運を盛り上げようと若狭町が企画したもので、伊良積(いらづみ)地区に残る昔ながらの舟小屋2棟がライトアップされると、湖に浮かぶ幻想的な光景が広がりました。
舟小屋は農家が収穫した梅を運ぶための船を係留しておく場所で、三方湖畔にはあわせて10棟が残っています。老朽化もあり、地元の有志グループが修繕に取り組む一方、観光スポットとして活用しています。
若狭町では、まもなく迎える梅の花の開花にあわせて、全国的にも希少な茅葺(かやぶき)の舟小屋の魅力を発信し、三方五湖周辺の観光誘客につなげたいとしています。
ライトアップは午後6時から午後9時まで、3月23日まで続けられます。