敦賀港を本州で初めて指定 防衛力の強化目指す「特定利用空港・港湾」 緊急時は自衛隊や海保が柔軟に利用
敦賀港
防衛力の強化を目指して、自衛隊や海上保安庁がスムーズに利用できるよう整備を進める「特定利用空港・港湾」に、本州で初めて敦賀港が指定されました。
敦賀港を管理する県によりますと、国との確認事項で、国民の生命・財産を守る上で緊急性が高い場合には、自衛隊や海上保安庁が柔軟かつスピーディーに港を利用できるよう努めるとしています。
県は今回の指定を受けて、物流機能の強化に向けて整備を進めている敦賀港鞠山南地区の護岸工事が着実に進むことが期待できるとしています。
今回の追加指定により、「特定利用空港・港湾」は全国で合わせて28か所となります。