雪景色に響く「押忍!」 空手の寒稽古 福井市の一乗滝で4年ぶりに開催
福井市の一乗滝で、極真会館坂本派福井県本部の道場に通う4歳から65歳までの100人が空手の寒稽古に挑みました。参加者たちは冷たい水しぶきや雪の中で心と身体を鍛え、今年1年の精進を誓っていました。(1月8日)
裸足で稽古に臨んだ参加者たちは、7日夜からの雪がうっすらと残る一乗滝で寒さに耐えながら、突きや蹴りなどの基本動作を掛け声とともに繰り返しました。
参加者たちは「本当にきつかった。震えが止まらない。お風呂に入りたい」と体を震わせたほか、「気合が入ったので今年1年頑張れそう」と新年に向けて気持ちを新たにしたようすでした。
また、寒さに耐え抜いた子どもも「滝は寒かったです。(足の)感覚がない」「帯の色を上げる」など、感想や目標を語りました。
同県本部は、新型コロナウイルスの影響で開催見送りを続けてきましたが、今年は4年ぶりに実施しました。