恐竜たちが車窓目線で出迎え 巨大壁画が新幹線高架と同じ高さに 福井駅周辺で整備進む
北陸新幹線の高架と同じ高さに巨大な恐竜の壁画が登場し、福井を訪れる観光客をワクワクさせる演出となっています。(12月25日)
■リポート・川島秀成キャスター
「新幹線に乗って東京方面からやってきたお客さんを21体の恐竜たちが同じ目線で出迎えます。すごい迫力です!」
新幹線高架の真横に建つ北陸電力福井支店のビルに、縦11メートル、横24メートルの巨大な壁画が登場しました。新幹線に驚いている様子で描かれた恐竜たち。大きなフクイラプトルの下には新種のティラノミムスもいます。
新幹線開業に向けて、県と福井市は福井駅周辺でこうした恐竜を使ったフォトスポットなどの整備を進めています。えちぜん鉄道の高架下には恐竜時代の海の中を描いたアートもあり、今後は高架下の通路全体を海をイメージした空間にする計画です。
■県魅力創造課恐竜戦略室・小森雄平さん
「福井に来たぞと。恐竜王国福井ということを第一印象にしてほしい。福井のトップブランドとして、皆さんにも身近に感じてほしい」
今後、リアルな恐竜のロボットやモニュメントも設置される予定で、県と福井市はおよそ10億円をかけて一帯を恐竜で盛り上げる考えです。