利用低調で運行終了 金沢→福井間の深夜バス 1日平均2人でゼロの日も… 北陸新幹線開業に合わせて県が試験運行
北陸新幹線
北陸新幹線の東京発金沢行きの最終列車に合わせて運行していた「福井行きの深夜バス」は、利用客が低調なことから5月いっぱいで運行を終了することになりました。
東京に少しでも長く滞在したい人向けに、北陸新幹線の金沢行きの最終「かがやき519号」に接続する形で、3月16日から県が試験運行していました。
バスを利用しますと、およそ1時間長く東京に滞在できますが、5月13日までの利用客はのべ112人、1日平均で2人とかなり少なく、利用客ゼロの日も10日あったということです。県は一定の利便性向上にはつながったものの、採算が合わなかったとしています。
6月からは午後7時56分東京発「かがやき517号」が福井に戻ることができる最終列車となります。