おおい町の養殖場で真珠の核入れが始まる 深い光沢の若狭パールをネックレスやイヤリングに
おおい町にある養殖場で真珠の核入れが始まり、今年は去年の2倍の15万個に核入れする予定で、半年後にはきめが細かく、深い光沢の若狭パールになります。
養殖から加工販売までを手がけるおおい町の間宮真珠養殖場では海水温の上昇により作業が例年より20日早く始まっています。
従業員はアコヤ貝の卵巣に、真珠のベースになる白い玉と真珠の層を作るための外套膜を慎重に埋め込み、1日で1人当たり550個前後の核を入れています。
今年はアコヤ貝の成長が良く、病気も少なかったため、仕入れの数が増えていて、7月末までに去年の2倍の15万個に核入れを予定しています。
核を入れた後は近くの沖合でおよそ半年間養殖し、仕上がった若狭パールはネックレスやイヤリングなどに加工して販売されます。