県産ブランド米「いちほまれ」 2年連続「特A」獲得 食味ランキングで最高評価
いちほまれ
全国のブランド米の食味ランキングで、福井の「いちほまれ」が2年連続で最高の「特A」ランクに輝きました。(3月4日)
日本穀物検定協会が毎年、各県で作付けする品種ごとに、職員100人が実際に食べ、味や香り、粘りなど6つの項目を5段階で評価していて、去年生産された米は合わせて144種類を調べました。「いちほまれ」が最高の評価を得たことについて、県は「生産者のきめ細かい施肥や水管理などで高い食味が保たれた」とコメントしています。
一方、福井のコシヒカリは前の年と同じ上から2番目の「A」評価、早生(わせ)のハナエチゼンは同じく3番目の「A’」にランクを下げました。検定協会では、去年は猛暑などの影響でコシヒカリの評価が下がった県が多い中、西日本、特に九州の各県では高い気温に耐えるコメの開発や栽培技術の向上が進み、良い食味につながっていると分析しています。