伝統野菜「山内かぶら」種まき体験 児童が地元の特産物への理解深める 100年以上前から栽培続く 若狭町・鳥羽小学校
「山内かぶら」の種をまく児童=27日午前10時半ごろ、若狭町山内
若狭町の山内地区で、地元の児童が100年以上前から栽培が続けられている伝統野菜「山内かぶら」の種まきを体験しました。
「山内かぶら」は、若狭町の山内地区で100年以上前から栽培が続く伝統野菜で、農林水産省の「地理的表示(GI)保護制度」にも登録されています。
地元の鳥羽小学校の3年生が27日、生産者グループ「山内かぶらちゃんの会」のメンバーから指導を受けながら種まきを体験し、暑さや寒さから守るためのもみがらを被せたあと、しっかりと水をまきました。
■児童
「すごい前から作られているのがすごい」
「あんなに小さい種が大きなかぶらになるのがびっくり。大きく育ってほしい」
11月下旬には収穫体験も予定されていて、児童は農作業を通して、地元の特産物への理解を深めます。
最終更新日:2024年9月28日 10:32