来年はコメの需給バランスは安定 福井県JAグループは生産量を増やさない方針
コメの品薄状態と価格高騰が家計に大きな影響を与えています。こうした中、福井県JAグループでは25日、来年は需給バランスが安定するとして、生産量を増やさない方針を示しました。
県JAグループ宮田幸一会長
「今のところは前年並みで生産調整をお願いしていこうと思う 来年6月末からの端境期には品薄にはなっていないと予想している」
県JAグループの宮田会長は定例会見でこのように述べ、来年のコメの生産量を増やさない方針を示しました。
県内の食品スーパーなどでは、新米の流通が進んでもなお高値が続いていますが、JAグループでは、来年は急な駆け込み需要はなく、需給バランスが安定して品薄状態にはならないものとみて、今年と同じ水準で生産し、価格を安定させたい考えです。