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【恵方巻き】平均価格は初めて1000円台に突入「ぜいたく」と「お手頃」の二極化進む

2025年1月31日 18:52
【恵方巻き】平均価格は初めて1000円台に突入「ぜいたく」と「お手頃」の二極化進む

ことしは2月2日が「節分」です。縁起物として恵方巻きを食べる方も多いのではないでしょうか。物価高が続く中、恵方巻きは「ぜいたく」と「お手頃」の二極化が進んでいます。

福を巻き込むといわれる「恵方巻き」。節分まであと2日の31日、イオン九州は福岡市東区の店舗でことしの恵方巻きを披露しました。

少しぜいたくをしたい人におすすめなのが、海鮮をこれでもかと詰め込んだ「豪華海鮮恵方巻」です。九州産の本マグロやクエなど6種類の海鮮が入っていて、価格は1本3000円を超えています。

■中村安里アナウンサー
「いただきます。一口で食べられるかな。すごいボリュームですね。マグロが口の中でとろけます。海鮮の種類が豊富で、そのうまみを感じられます。」

帝国データバンクによりますと、恵方巻き1本あたりの平均価格は2022年には832円でしたが、ことしは去年より136円高く1094円になり、初めて1000円台に突入しました。コメやノリ、卵などの価格が軒並み上昇していることが、恵方巻の価格を押し上げています。

そうした中、店側では消費者が手に取りやすいような工夫を凝らしています。

■中村アナウンサー
「いろんな種類の恵方巻きがありますが、こちらは他の物と比べるとサイズは小さいのですが、具材のバリエーションが豊富です。」

手頃な価格でいろいろな味を楽しめるように作られたセットは、ネギトロやサーモンなど5種類が入って1274円です。

イオン九州ではことし、40種類以上の恵方巻きを用意しました。

■買い物客
「毎年食べています。具がいっぱい入った、おいしそうな恵方巻きを食べたいです。」

■イオン九州 水産担当・長崎正人さん
「1年に1度の機会ですので、この時期ぐらいはぜいたくしたいというニーズも年々高まっています。お値打ち価格の商品もありますので、いろいろ好きな物を選んでいただけたらと思います。」

ことしの恵方は「西南西」です。「ぜいたく」と「お手頃」、どちらを食べて一年の幸運を願いますか。

最終更新日:2025年1月31日 18:52