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60代の現役タクシードライバーが魅力伝える 求職者と座談会 人手不足解消が狙い 福岡

2024年2月7日 17:52
60代の現役タクシードライバーが魅力伝える 求職者と座談会 人手不足解消が狙い 福岡
60代現役タクシードライバーが魅力伝える

全国的に人手不足が深刻化しているタクシードライバーについてです。北九州市では7日、シニア世代の現役タクシードライバーが、求職者に仕事の魅力を伝える座談会が開かれました。

7日の座談会には、タクシー業界に興味を持つ30代から60代の男女が参加しました。

参加者に「仕事のやりがい」を伝えたのは入社2か月から20年以上のベテランまで、全員が60代の現役タクシードライバーです。

■パティシエから転職・ドライバー歴3年
「クラウンのかっこいい(タクシーに)乗っているドライバーがきちんと制服・制帽をかぶって、すごくかっこよく見えた。」
■自営業から転職・ドライバー歴20年
「毎日が状況が…一日として同じ日がない。いろいろな人と巡りあって。」

この座談会はタクシー業界の担い手不足を解消しようと、業界大手の「第一交通産業」が開きました。

さまざまなキャリアを生かし、「第二の人生」を有意義に過ごすシニアドライバーの「生の声」を聞いてもらうことで、業界への関心を高める狙いです。

■参加者
「いろんなタクシーも持ってると思うけど、担当制か何かですか?」
■現職ドライバー
「担当制にしていますよ。今、車種(が違うと)取り扱えない。」
■参加者
「65歳で未経験でも入れますか?」
■第一交通産業 社員
「65歳で未経験でも採用可能です。ただ、健康面でシビアになりますので。その年齢で入ってくる方も多いので、65歳は問題ない。」

■求職中(30代)
「お客様とすごく近い存在で、感謝とかすごく直結するってことで、イメージがかわりました。」

■求職中(40代)
「二種の免許を取るのも2週間くらい勉強しないといけないのと、その費用も会社が出してくれるので、入口としては安心。」

第一交通は、この座談会がドライバー不足の解消とともに、シニア世代の就労のきっかけにもなればと話していました。