【最後の雄姿】ことし3月に引退したSL人吉『ハチロク』北九州市で見学会 多くのファン駆けつける
北九州市小倉北区
ことし3月に運行を終了した、JR九州の蒸気機関車『SL人吉』の見学会が開かれました。最後の雄姿を見ようと、多くのファンが駆けつけました。
2日、北九州市小倉北区の小倉総合車両センターで公開されたのは、ハチロクの愛称で親しまれた『SL人吉』です。
100年以上前に製造されたSL人吉は、国内最古の現役の蒸気機関車として運行してきましたが、老朽化のためことし3月に引退しました。
見学会にはSL人吉の最後の雄姿を一目見ようと、全国から多くの鉄道ファンが駆けつけました。
■訪れた人
「もう感慨深いというか、お疲れ様という感じで見送っています。」
「じっくり見る機会はなかったので、こういう風に見る機会をくれたJR九州さんには感謝しかないです。」
SL人吉は今後、熊本県人吉市に譲渡される予定で、譲渡後は人吉駅前に展示される予定です。