「まじでかわいかった」春の訪れを告げる「さげもんめぐり」園児が稚児にふんしてパレード
福岡は11日、久しぶりに清々しい青空が広がりました。今シーズン「最強最長寒波」から一転、春の訪れを告げるイベントが開かれました。
着物の切れ端などで作られた様々な形の「つるしびな」。福岡県柳川市に江戸時代末期から伝わるとされる、女の子の初節句を祝う飾り「さげもん」です。
■中村安里アナウンサー
「こちらには、大きな『さげもん』が飾られています。私の身長よりも大きな『さげもん』です。カラフルできれいです。」
柳川市では11日から、水郷に春の訪れを告げる恒例のひな祭り「さげもんめぐり」が始まりました。
初日は、稚児にふんした地元の幼稚園と保育園の年長の園児たちが、お内裏様やおひな様とともに柳川の総鎮守・日吉神社を出発し、祭りの成功と安全を祈りました。
■園児
「うれしい。初めて。」
■中村アナウンサー
「青空が広がる中、ひな祭りのパレードが始まりました。稚児装束の子どもたちが本当にかわいらしいです。」
天候にも恵まれ、子どもたちの晴れ姿を見ようと多くの人たちが駆けつけました。
■訪れた人
「きょう仕事だけれど、(孫に)どうしても会いたくて、11時から休み時間をもらって追いかけてきました。宝物です。」
■園児
「たのしい。」
■訪れた人
「小さい子どうやった?」
■男の子
「まじでかわいかった。」
「さげもんめぐり」は4月3日まで行われ、3月16日には「おひな様水上パレード」も行われる予定です。