大谷選手のグローブでキャッチボール！　冬休みが終わり子どもたち学校に戻る　福岡

福岡県内の多くの学校で9日から新学期がスタートしました。メジャーリーガー大谷選手からのプレゼントが届き、喜びの声に包まれた小学校もありました。

日もまだ昇りきっていない午前7時ごろ、警察官が歩道に機械を設置していました。

■永石莉里子記者
「始業式の投稿に合わせて通学路では警察が速度違反の取り締まりを行っています。」

福岡県では、公立の小中高校と特別支援学校あわせておよそ840校で9日、3学期がスタートしました。

新学期に合わせて、県内57の通学路などで交通取り締まりが行われました。

警察によりますと、福岡県内では去年、2万173件の交通事故が発生し、ことしに入ってすでにおよそ300件発生しています。

警察は、通勤通学の時間帯は子どもの急な飛び出しがあることを踏まえ、十分に注意してほしいと呼びかけています。

■呼びかけ
「黙とう。」

福岡市西区の愛宕小学校では、能登半島地震で亡くなった人たちに黙とうが捧げられました。

その後の始業式では、児童の代表が3学期の目標を発表しました。

■原來羽さん（6年生）
「友達と一生懸命勉強しながらたくさんの思い出を作り、きちんと目標を持って、3学期も頑張っていきます。」

始業式が終わり教室に戻った子どもたちは、冬休みの宿題の提出や、3学期のクラス目標などを話し合いました。

■子ども
「3学期も頑張るぞ！」「ぞ！」

太宰府市の水城小学校では、楠田市長が段ボールを抱えて登場しました。

段ボールの中には、ベージュと黒を基調としたデザインのグローブが入っています。メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が日本全国の小学校およそ2万校に寄贈したものです。

太宰府市によりますと、1月5日に市役所に届き、9日、市内の小学校7校すべてに右利き用2つと左利き用1つの3つが渡されました。

さっそく、代表の6年生3人が真新しいグローブを使ってキャッチボールをしました。

■松尾 旭さん
「すごく柔らかくて使いやすい。」
■小島 結さん
「めっちゃうれしくて実感が湧かない。」
■伊藤 淳慈さん
「水城小のみんなでこのグローブを使っていきたいと思います。ありがとうございました。」

■子どもたち
「大谷選手、ありがとう！」

グローブは授業で使うほか、10日から各教室で、子どもたちに実際に手に取ってもらうということです。