【内覧会】介護の現場をデジタル技術で支援「介護DX支援センター」8日開設へ 知事が介護ロボを体験 福岡
人手不足の介護現場を「デジタル技術」で支援する福岡県の相談窓口が8日、春日市に開設されます。
福岡県が8日に開設する「介護DX支援センター」は、介護事業者などを対象とする相談窓口です。
介護ロボットの導入やデジタル技術を活用した業務の見直しについて、介護福祉士などの資格を持つ専門家が無料で相談に応じます。
前日の7日に開かれた内覧会では、福岡県の服部知事がデジタル技術を用いた介護機器を体験しました。
こちらは、介護が必要な人をベッドから車いすなどに移動させる作業を、人に代わって行う介護ロボットです。
■服部知事
「完全にこれにもたれかかっているんですよね。(腰などの負担は?)負担はないです。」
抱え上げる作業をロボットが代わりに行うため、介護職員の負担が軽くなります。
■服部知事
「業務効率化をして時間にゆとりができれば、より良い介護の現場をつくっていくことになると思います。」
福岡県内では、介護職員が2026年度には7000人、2040年度には2万人不足すると推計されていて、対応が急務となっています。