【商談】博多ブロッコリー・博多カブ 野菜畑にシェフ・バイヤーを招く「アグリビジネスツアー」消費拡大を目指す 福岡
福岡市の野菜畑に飲食店のシェフやバイヤーを招いて直接商談する取り組みが7日、行われました。福岡市で生産された野菜の消費拡大を目指します。
鮮やかな緑色と臭みのなさが特徴の「博多ブロッコリー」に、やわらかくて甘みの強い「博多かぶ」。いずれも福岡市内で生産された“福岡ブランド”の野菜です。
■博多ブロッコリー生産者・樋口寿生さん
「生産地と消費地が一番直近、新しいものを納められる。輸送コストもかからない。」
福岡市の野菜畑を訪れたのは、福岡市の飲食店「ピエトロ」の商品開発担当者や、ホテルで働くシェフたちです。
福岡市は、市内で生産された野菜の消費拡大を目指し、生産地にシェフやバイヤーを招いて生産者と直接商談を行う「アグリビジネスツアー」を今年度から実施しています。
参加者は生産者から野菜の特徴や食べ方の説明を受けた後、「博多かぶ」を試食しました。
■ピエトロ メニュー開発室・友廣成美さん
「上品な甘さで、辛味も全くなく食べやすい。」
■ヒルトップリゾート福岡 HILLTOP DINING・別府美浩シェフ
「サラダバイキングに使えるのもあるし、炒め物にも合うとのことだったので、考えながら(メニュー開発を)していきたい。」
ピエトロでは、福岡市で生産された野菜を使った新たなメニューの開発を検討するということです。