海上保安庁 最新鋭・最大の練習船「いつくしま」門司港に 幹部候補58人の乗船実習で
海上保安庁の最新鋭の練習船「いつくしま」が、北九州市で報道陣に公開されました。
23日に北九州市の門司港に寄港した「いつくしま」は、ことし7月から使われている最新鋭の練習船で、全長134メートル、総トン数5500トンと、これまでで最大の規模です。
幹部を目指す海上保安大学校の学生58人が乗船実習の一環で九州を回っていて、23日は鑑識の実習が行われていました。
船内には「操だ室」が2つあり、航海の最中でも、学生は実習用の「操だ室」を使ってかじ取りを学ぶことが出来ます。
■海上保安大学校1年 安河内脩人さん
「自分たちの船を自分たちで守り抜いて生きて自分たちの港に帰るという、この緊張感ある業務を味わえていることが、乗船実習で一番成長できていることだと思う」
練習船「いつくしま」は、24日(日)午後1時半から門司1号岸壁で一般公開されます。
最終更新日:2024年11月23日 18:03