【博多祇園山笠】「オイサ!オイサ!」朝山笠(あさやま) 夜明けの博多の街を駆け抜ける
朝山笠(あさやま)
流舁き(ながれがき)で10日、舁き山(かきやま)が動き始めた博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)。11日早朝、朝山笠(あさやま)が行われ、夜明けの博多の街を舁き山が駆け抜けました。
まだ薄暗い、11日午前5時ごろ。
■男たち
「ヤー!オイサオイサ!」
勇ましいかけ声とともに「朝山笠」が始まりました。
ことしの一番山笠・大黒流(だいこくながれ)では、水法被に締め込み姿の男たちが勢い水(きおいみず)を浴びながら、勢いよく山笠(やま)を舁きます。
「祝儀山笠」とも呼ばれる「朝山笠」は、功労者や地元の子どもたちを乗せて走ることができます。
舁き山は地元の商店街などを回り、沿道からは声援が送られました。
12日は本番さながらの「追い山笠馴らし(おいやまならし)」が行われ、15日のフィナーレ「追い山笠(おいやま)」に向けて祭りはいっそう熱を帯びていきます。