【真夏日】太宰府は全国で最も暑かった 福岡で始まった「猛暑対策展」 大風量の空調・涼しいベッド・身につけるエアコンで夏を乗り切る
19日、福岡県太宰府市で全国一の暑さを記録するなど、県内の多くの地点でことし最高の暑さとなりました。ことしも暑い夏が予想される中、家庭や職場で夏を乗り切る最新の猛暑対策グッズを集めた展示会が福岡で開かれています。
強い日差しが照りつけ朝から気温がぐんぐん上がった19日の福岡県内。太宰府市では全国一の34.8℃、飯塚市で34.0℃など、県内8つの地点でことしの最高気温を記録しました。
気象庁によると、この夏の気温は平年より高い見込みで、暑い夏になると予想されています。
そんな中、19日から福岡市のマリンメッセ福岡で始まったのが「猛暑対策展」です。
■阿部まみアナウンサー
「あー涼しい。20メートル先まで届く大風量の空調や、ほかにも体を冷やすグッズがそろっていて、展示を見に来た人で混雑しています。」
この展示商談会には、効果的に塩分を摂取できる商品をはじめ、家庭や職場で暑い夏を乗り切る最新の猛暑対策グッズおよそ100点が集まりました。
■阿部アナウンサー
「工事現場などで使われる空調服を作った会社が開発して注目されているのが、空調ベッドです。」
空調ベッドは、内部にたまった熱を足元の2つのファンで排出し、熱がたまらないようにするため、快適な状態が続きます。
電気代は1日8時間使用して月におよそ35円です。
■阿部アナウンサー
「ゴワゴワ感がまったくなく、音も聞こえないのですごく快適です。」
さらに、家庭用だけでなく炎天下での仕事でも活躍する最新グッズも展示されています。
■阿部アナウンサー
「あー冷たい。」
5月に発売されたばかりの、首にかけて使う「身につけるエアコン」です。
■阿部アナウンサー
「重さはペットボトル1本分くらいで、室外器も全然重くありません。軽くて冷たいです。」
電源をONにすると、首との接触面が外気温より20℃冷たくなる仕組みです。最大7時間稼働できる軽量のバッテリーがついています。
■富士通ゼネラル・石井直輝さん
(Q.どういう仕組み?)
「エアコンの技術を応用して水で熱交換し、室外器から放熱することで、圧倒的な冷却力を実現しています。」
鉄工所や製鉄所などの現場ですでに取り入れられていて、発売開始1か月で1万個以上売れています。
■ゴミ処理施設の関係者
「過酷な暑い作業が多いので、熱中症対策ができればいいかなと思っています。」
毎年、記録的な猛暑が続く中、暑さから身を守る最新グッズが次々と登場しています。