後輩の前髪をハサミで切るパワハラ行為 空自春日基地の50代空曹を懲戒処分
後輩の前髪をハサミで切るパワハラ行為で、航空自衛隊春日基地の50代の自衛官が13日、停職7日の懲戒処分を受けました。
停職7日の懲戒処分を受けたのは、福岡県春日市の春日基地に所属する50代の男性空曹です。
男性空曹はことし4月、基地内で、後輩の隊員の前髪が長いと指導し、近くにあったハサミで後輩の前髪を切ったということです。後輩が上司に報告し、調査の結果、パワーハラスメントにあたるとして懲戒処分となりました。
男性空曹はパワハラ行為を行った数日前に、この後輩に前髪が長いと指導し、後輩は散髪したばかりだったということです。男性空曹は「散髪後、前髪が長いと感じ切った。申し訳なく思い、深く反省している」と話しているということです。
春日基地司令の津曲明一空将補は「今後、教育を徹底し、このような事案が再び起こることがないように努めて参ります」とコメントしています。