90種類のご当地パンが一堂に 福岡で『全国パン博覧会』初開催 人気イベントに初日から行列
90種類の個性派のパンが大集合です。全国各地で人気のご当地パンを一堂に集めた『パン博覧会』が、23日から福岡市で始まりました。
■阿部まみキャスター
「オープン5分前なんですが、見てください、長い列ができています。」
■訪れた客
「(Q. お目当てのパンは?)牛乳パン。おいしそう。ゲットしたいけど(数量)大丈夫かなと思っています。」
福岡市西区の九大伊都蔦屋書店で23日から始まったのは、『全国パン博覧会』です。会場には、日替わりで入荷するパンが所狭しと並んでいます。
去年から全国展開されているイベントで、北海道、東北などに続き、福岡では初めての開催です。期間中、25都道府県から90種類のご当地パンが大集合です。
■訪れた子ども
「スイカパン!」
「種もある。」
■福岡から
「かわいいでしょ。富士山パンとスイカパンとあんデニッシュ。ご当地じゃないと買えないから(購入した)。」
数々の珍しいパンがあるなか、多くの人が手に取っていたのが、長野県を代表する『牛乳パン』です。1人2つまでの限定販売です。
■福岡から
「長野の牛乳パン。こういうパン好きで、おいしそうだったので。」
■福岡から
「(Q. 牛乳パンどうして買った?)一番最初にこれが目に入って。ちょっと楽しみです。」
ふわふわしたコッペパンのような生地に白いクリームが挟まれていて、昔懐かしい味わいです。
■阿部キャスター
「私の出身地、秋田県のパンありました。ブレッドオレンジ。オレンジの香りがほのかにして、すごく食べ応えがあるパンなんです。」
秋田県大館市にあるパン店『サンドリヨン』の『ブレッドオレンジ』は、爽やかなオレンジの香りがデニッシュ生地にちりばめられ、しっとりとした食感を楽しめます。
女性が選んでいた『牛乳あんパン』は、旅行専門雑誌・じゃらんが発表した『全国販売してほしいご当地パンランキング』で1位を獲得しました。
手がけているのは、静岡県下田市の和菓子店です。年間30万個以上売り上げるという大人気のパンです。
■阿部キャスター
「こちらのパンは、つぶして食べるのがオススメだということです。なめらかなアンにバターが絡んで最高です。潰すことで、より味が凝縮されます。」
■九大伊都蔦屋書店・瀬々 亮さん
「ご自身の地元のパンや、テレビ・SNSで見ているパンがそろっているので、懐かしみながらお越しいただければと思っています。」
福岡にいながら各地の名物ご当地パンを楽しめる『全国パン博覧会』は、11月27日(月)まで開かれています。
【パン購入額の都道府県別ランキング…福岡は?】
1世帯あたり年間どのくらいパンを購入しているか調査した結果です。去年の全国平均は3万1928円でした。
都道府県別で見ると、最も多かったのが滋賀県の3万9992円、ほぼ4万円です。次いで京都、兵庫と関西地方が上位を占めています。福岡県は3万4818円で10位でした。
ほかの九州各県をみると、21位に長崎県が入っていますが、それ以外は全国平均を大きく下回る結果となりました。
『全国パン博覧会』11月29日からは、福岡市中央区の商業施設『マークイズ福岡ももち』の中のTSUTAYA BOOKSTOREでも開かれます。