火力発電所の煙突内部を点検中に転落 男性が意識不明の重体 福岡・大牟田市
大牟田警察署
福岡県大牟田市の火力発電所で18日、煙突内部を点検していた作業員の男性が転落し、意識不明の重体です。
18日午前10時半ごろ、福岡県大牟田市新港町の三池火力発電所で「煙突の点検作業中、転落した」と従業員から119番通報がありました。
警察によりますと、高さ180メートルの煙突内部で5人くらいの作業員が点検にあたっていたところ、「ドン」という音がして、男性の作業員1人が地上75メートルの高さにある踊り場に倒れていたということです。
男性は病院に搬送されましたが意識不明の重体です。転落の瞬間を見た人はおらず、どのくらいの高さから落ちたかは分かっていません。
警察は男性の身元を確認するとともに、転落防止策がどうなっていたかなど当時の状況を調べています。