【合同訓練】震度6強の地震による火災を想定　ブリヂストン久留米工場で「放水」「情報伝達」手順を確認　福岡

6日、福岡県久留米市のタイヤなどを製造する工場で、消防との合同訓練が行われました。災害が発生した場合に迅速に対応できるよう、手順などを確認しました。

■訓練放送
「震度6強の地震が発生しました。各自、周囲の安全を図り、被害状況の確認をお願いします。」

6日、合同訓練が行われたのは、久留米市京町のブリヂストン久留米工場です。訓練は、震度6強の地震が発生し、工場の2階から出火して逃げ遅れた人がいるという想定で行われました。従業員がホースをつないで放水するとともに、情報伝達などを確認しました。

ブリヂストンでは、2003年9月に栃木工場で大規模な火災が発生して以降、毎年訓練を続けています。ことしは久留米工場の従業員およそ150人が参加しました。

合同訓練に参加した消防は、有事に備えて一層の連携強化を図っていきたいとしています。