「車を運転してきた男にからまれた」通報がきっかけ 酒酔い運転の疑いで1か月半後に逮捕 容疑を否認 福岡
田川警察署
福岡県田川市で酒に酔って車を運転したとして、48歳の男が6日、逮捕されました。「車を運転してきた男にからまれた」という通報がきっかけでした。
警察によりますと、6月22日午前1時半ごろ、福岡県田川市川宮で、コンビニを利用していた男性から「駐車場にいたら、車を運転して降りてきた男にからまれた。男から酒のにおいがする」と110番通報がありました。
警察が駆けつけ、車のそばで、通報した男性とは別の人物と口論していた男を発見し、呼気を調べたところ、基準値の7倍を超えるアルコールが検出されました。
男はろれつが回らず歩くとふらふらする状態で、飲酒運転については「覚えていません」と話していました。
その後、警察が付近の防犯カメラなどを調べ、男が酒に酔った状態で軽乗用車を運転した疑いが強まったとして6日、逮捕したものです。
酒酔い運転の疑いで逮捕されたのは、福岡県香春町に住む無職、山本恵一（48）容疑者です。
警察の調べに対し「私は飲酒運転をしていません。代行運転を利用していました」と容疑を否認しています。
山本容疑者は直前に、知人数人と飲食店で酒を飲んでいたところ口論となり、一度、解散したあと、口論した相手をコンビ二の駐車場に呼び出していたということです。
