北九州市の中学生殺傷事件 容疑者の家や車から数十本の刃物押収
北九州市小倉南区のマクドナルドで中学生2人が殺傷された事件で、逮捕された男の車などから数十本の刃物が押収されていたことが新たに分かりました。
事件は今月14日、北九州市小倉南区のマクドナルドの店内で中学3年生の男女2人が刺され、15歳の女子中学生が死亡し、男子中学生が重傷を負ったものです。
男子中学生への殺人未遂容疑で逮捕された平原政徳容疑者の自宅や車からは刃物が押収されていましたが、その数が数十本に及ぶことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
刃物の長さや形状は様々だったということです。
中には男子中学生の証言と特徴が一致するものもあるということで、警察は事件に使われた刃物がないか鑑定を進めています。
これまでのところ平原容疑者と中学生2人は面識がなかったとみられていて、警察は動機などについて捜査を進めています。