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【職員の自殺未遂とパワハラ疑惑】町長は改めて否定「仕事を覚えないなら努力しなくちゃ」パワハラ有無を調べる第三者委の設置を町議会が決定 福岡

2024年4月16日 17:44
【職員の自殺未遂とパワハラ疑惑】町長は改めて否定「仕事を覚えないなら努力しなくちゃ」パワハラ有無を調べる第三者委の設置を町議会が決定 福岡
パワハラを改めて否定

福岡県吉富町の職員が町長などからのパワハラを訴えて自殺しようとした問題です。町の議会で16日、パワハラの有無などを調査する第三者委員会を設置することが正式に決まりました。

この問題は去年9月、吉富町の20代の男性職員が花畑明町長や上司から「パワハラを受けていた」などという遺書を書いて自殺を図ったとされるものです。男性職員は現在も休職して療養を続けています。

16日に開かれた臨時議会で、吉富町はこの問題を調査する第三者委員会を設置するための予算案を提出し、可決されました。

第三者委員会は弁護士や医師をメンバーにパワハラの有無や自殺未遂との因果関係を調べ、問題が確認された場合は再発防止策についても検討するということです。

調査が始まることを受けて、花畑町長は改めてパワハラについて否定しました。

■花畑 明 町長
「仕事をなかなか覚えないなら自分でも努力しなくちゃいけないよ、こういうことは申しました。いろいろ言われていることに近い言葉があったとしても、思いがまったく違うということを、ここで否定をさせていただきます。そういうことを踏まえて今後、第三者委員会の調査にしっかりと応じていきたい。」

第三者委員会は4月中にも設置される予定で、ことし11月をメドに調査報告書が取りまとめられる見通しです。

最終更新日:2024年4月16日 17:44