北九州“中学生死傷”発生57時間 容疑者の確保に至らず 捜査の現状は
北九州市小倉南区で男女2人の中学生が刺され、女子生徒が死亡した事件の発生から、17日朝で57時間が経過しました。2人の中学生を刺した男は17日朝の時点で逃走を続けています。
殺人と殺人未遂事件の捜査本部が置かれている小倉南警察署では91人の態勢で男の行方を追っています。
逃走中の男は40歳くらいで身長約170センチの中肉、逃走時は灰色の上着に黒のズボンを着用していたということです。
そして、16日に新たに黄色っぽいサンダルのようなものを履いていたことが分かりました。
入店からわずかな時間で2人を襲い逃走していることから手慣れた犯行をうかがわせる一方で、逃走には不向きとみられるサンダルを履くなど矛盾した点があります。
事件後の男の足どりも明らかになっていません。
捜査本部は男が強い殺意を持って2人を刺したとみていますが、被害者の2人と男との接点は分かっておらず、事件発生から57時間が経過した17日朝の時点で容疑者の確保には至っていません。