【続報】行方不明だった長男は佐賀で事故を起こし入院 住人男性は部屋の中で殺害か 玄関ドアは施錠され荒らされたような跡なし 福岡
12日、福岡市早良区の団地で76歳の男性が遺体で見つかった殺人事件についてです。捜査関係者によりますと、男性は部屋の中で何者かに首を絞められ殺害されたとみられています。
この事件は12日、福岡市早良区室住団地の一室で、住人の武石昭一さん(76)が遺体で見つかったものです。
■白野寛太記者
「きょうも、捜査のために警察官が団地に入って行きます。」
司法解剖の結果などから、武石さんは部屋の中で何者かに首を絞められ殺害されたとみられています。玄関のドアは施錠されていて、室内に荒らされたような跡はなかったということです。
■近くに住む人
「急にガタガタという音がした。何かにぶつかった音とか、足音とか、普通はしないような音がした。」
警察は事件後、武石さんと2人で暮らしている40代の長男と連絡が取れないことから行方を捜していましたが、13日午後、佐賀県内で発見されました。長男は、警察の追跡を受けた際に車で事故を起こし、現在は入院中だということです。
■近くに住む人
「2人で必ず、ほとんど出ていた。お父さんを病院に乗せて行っていたんじゃないの。車で。病気がちって聞いていた。」
警察は、長男が武石さんが殺害されたことについて何らかの事情を知っているとみて、ケガの回復を待って話を聞く方針です。