佐賀県で「交通死亡事故多発警報」警察が取締りを強化 ことしの死者は18人で前年同時期を大幅に上回る 特に道路を横断中の事故に注意を
佐賀県内で交通死亡事故が相次いでいることを受け「交通死亡事故多発警報」が出されました。
佐賀県内では6日までの8日間で、あわせて4人が交通事故で亡くなりました。ことしに入ってから佐賀県内での交通事故による死者はあわせて18人で、去年の同じ時期と比べて13人増えています。
事故の多発を受け、佐賀県交通対策協議会は、7日から16日までの10日間、「交通死亡事故多発警報」を出しました。
今後、警察などが交通取締りを強化したり、事故防止のキャンペーンを展開したりするということです。
佐賀県での「交通死亡事故多発警報」の発令は、去年12月18日以来です。
また、道路を歩いて横断している人が絡む事故が多いことから、県はドライバーの安全運転に加え、歩行者に対しても、安全確認の徹底を呼びかけています。