【感染症】「手足口病」が12週連続で警報レベル 「マイコプラズマ肺炎」は増加傾向続く 福岡
福岡県内で発生している感染症の動向が5日発表され、「手足口病」が12週連続の警報レベルとなりました。「マイコプラズマ肺炎」の増加傾向も続いています。
福岡県によりますと、9月1日までの1週間の定点把握で、「手足口病」の感染者は、1医療機関あたり4.71人でした。12週連続で警報レベルとなっています。
また、子どもがかかることが多い「マイコプラズマ肺炎」の感染者は、1医療機関あたり1.27人と、ことし5月下旬以降、増加傾向が続いています。初期症状は発熱や全身のだるさ、頭痛などで、熱が下がった後も3週間から4週間、せきが続くのが特徴です。
そのほか、蚊の媒介によって高熱や湿しんなどを引き起こす「デング熱」の報告が、新たに1件あったということです。
海外にはデング熱の流行地域があることから、福岡県は海外旅行から帰国後、高熱などの症状が出た場合には、最寄りの医療機関を受診するよう呼びかけています。