福岡・北九州・佐賀空港で4日も一部の便が欠航　羽田衝突事故の影響続く　最新情報の確認を

2日、羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、福岡空港を発着する便への影響が4日も続いています。一部の便が欠航となり、足止めされている人の姿もみられました。

■樋口淳哉記者
「午前10時過ぎの福岡空港。事故の影響か、カウンターには長い列ができている」

4日も羽田行きなど一部の便が欠航となったため、航空会社のカウンターは利用客への対応に追われていました。

■家族で旅行へ
「きょうはまだ分かりません。チケットは取っていますが、まだ分からないと言われています。」

2日、羽田空港では、日本航空と海上保安庁の航空機が滑走路で衝突し炎上しました。

滑走路が閉鎖された影響などで、福岡空港では2日から羽田行きの欠航が相次いでいます。4日も午後6時時点で、羽田行きは福岡空港で15便、北九州空港で7便、佐賀空港で1便が欠航となりました。

こちらの男性は、2日に事故が起こる直前に羽田空港に向かおうとしていました。

■福岡に帰省中の男性
「2日の便に乗って離陸というときに、機長から羽田で事故があったので飛べませんと言われて。2日の便が4日になって、4日も全部だめで。」

男性は2日の便を4日午後の便に変更しましたが、その便も欠航となり、最終的に8日の便しか予約できませんでした。

■福岡に帰省中の男性
「文句は言えませんが、ホテルに泊まっても実家に戻っても何万円もかかる。」

一方、こちらの男性は仕事があるため1本でも早い便で帰ろうと、キャンセル待ちの抽選に臨みました。

■スタッフ
「お待たせしました。こちらの便が満席で。」
■男性
「残念でした。」

席の空きはありませんでした。

航空各社によりますと、事故の影響は5日も続く可能性があるということで、最新の運行状況を確認してほしいと呼びかけています。