【発表】人手不足の介護現場を支援「介護DX支援センター」開設へ 介護ロボ貸し出し・デジタル技術による業務効率化の相談を無料で 福岡
人手が不足する介護現場を支援しようと、福岡県はデジタル技術による業務効率化の相談窓口を新設します。
福岡県の服部知事は5日の定例会見で、介護事業所などを対象とする「介護DX支援センター」を開設すると発表しました。
支援センターでは、介護ロボットの導入などデジタル技術を活用した業務の効率化について、作業療法士などの資格を持つ専門家が無料で相談に応じます。介護ロボットを無料で借りることもできます。
福岡県内では介護職員が2026年度には7000人、2040年度には2万人不足すると推計されていて、対応が急務です。
■服部知事
「職員の皆さんの負担が減って、その結果、得られる質の高いサービス。これは介護される方の満足度や安心度をアップさせると同時に、介護現場が魅力的な職場となって働きたい方が増える効果も見込めるのではないか。」
「介護DX支援センター」は8日、春日市のクローバープラザに開設される予定です。