北九州市職員2400人をDX人材育成に 国家資格取得レベルへ 研修始まる
北九州市が3年間で2400人のDX人材育成を目指すプロジェクトについて、19日から研修が始まりました。
■北九州市・武内市長
「今後、市政変革をさらに加速させるために、職員のDX人材育成に体系的に取り組んでいく。」
19日の開講式には、北九州市の職員約500人が参加しました。
このプロジェクトはDXの導入によって業務効率化やコスト削減を実現し、市民サービス向上につなげようという取り組みです。
3年間で2400人の北九州市職員が研修を受け、情報処理の国家資格『ITパスポート』を取得できるレベルへの到達を目指すということです。
初日の19日は、DX分野で『北九州市アドバイザー』をつとめる慶応大学医学部の宮田裕章教授がオンラインで登場し、「行政サービスのデジタル化による価値を市民に体験してもらうことが大切だ」と話していました。