【速報】女児2人が殺害された飯塚事件 2度目の再審可否 6月5日に決定へ 福岡地裁
飯塚事件の2度目の再審可否 6月5日に決定
32年前、福岡県飯塚市の女児2人が殺害された「飯塚事件」をめぐる2度目の再審請求について、再審を認めるかどうか、福岡地裁の決定が6月5日に出ることがわかりました。
飯塚事件は、32年前の1992年2月、福岡県飯塚市の小学1年の女児2人が誘拐・殺害され、福岡県朝倉市で遺体で見つかった事件です。
死刑が確定し執行された、久間三千年(くま・みちとし)元死刑囚の妻が2021年7月、福岡地裁に2度目の再審請求、裁判のやり直しを申し立て、ことし2月まで審理が続けられてきました。
久間氏の弁護団によりますと、福岡地裁は裁判のやり直しを認めるかどうかの決定を、6月5日に出すということです。
第2次再審請求審で、弁護団は事件当日の朝、女児2人を最後に目撃したとされた女性が、当時の供述調書の内容を否定する証言を新証拠として提出しました。
女性は「事件当日に女の子は見ておらず強引に調書にまとめられた」などと話していて、証言の信用性を裁判所がどう判断するかが最大の焦点です。