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【検察】「自らの手を汚さず利益の大半を得た」“実行役”の知人と共謀 “送迎役”の女に懲役27年を求刑 福岡

2024年11月28日 17:51
【検察】「自らの手を汚さず利益の大半を得た」“実行役”の知人と共謀 “送迎役”の女に懲役27年を求刑 福岡

福岡県水巻町で去年6月、知人と共謀し、その姉を死亡させ通帳を奪ったとして強盗致死などの罪に問われている女の裁判で、検察は28日、女に懲役27年を求刑しました。

岡村恵美被告(48)は去年6月、水巻町の町営住宅で、実行役とされ、強盗殺人の罪で1審で無期懲役の判決を受け控訴している知人の辻和美被告と共謀して、辻被告の姉、つぐみさんの首を圧迫して死亡させ、通帳を奪ったとして強盗致死などの罪に問われています。

岡村被告は現場におらず「強盗殺人」ではなく「強盗致死」の罪で起訴されています。

28日の論告求刑公判で、検察は「送迎役と実行役に役割分担し、協力しながら実行した計画的な犯行」と指摘し、「自らの手を汚さず利益の大半を得た」などとして岡村被告に懲役27年を求刑しました。

一方、弁護側は岡村被告が辻被告に洗脳されていて、従わざるをえなかったなどとして強盗致死罪について否認し、執行猶予付きの判決を求めました。

判決は12月12日に言い渡されます。

最終更新日:2024年11月28日 17:53