「命を守るために」高校生にヘルメット3000個を寄贈 4月から福岡県立の高校で自転車通学時の着用が義務化
福岡県立の高校で自転車通学時のヘルメット着用が義務化されることを受け8日、高校生に自転車用ヘルメットが寄贈されました。
福岡県警本部で行われた贈呈式では、大阪のヘルメットメーカー「オージーケーカブト」の担当者が、高校生に自転車用のヘルメットを手渡しました。
今年4月から、すべての県立高校で自転車通学時のヘルメット着用が義務化されますが、福岡県警が去年7月に行った調査では、高校生のヘルメット着用率は8.1パーセントにとどまっています。
今回、「オージーケーカブト」では、ヘルメットを持っていない高校生のために、自転車用ヘルメット3000個を贈りました。
■筑紫中央高校・森七海さん(16)
「まず自分が登校の時に着けて身近な人にヘルメットのメリットを伝えて、周りにも(ヘルメットの)いいところを広げていきたい。」
オージーケーカブトの担当者は「命を守るためにヘルメットをかぶってもらって、交通安全への意識を高めてもらいたい」と話していました。
最終更新日:2025年1月8日 19:28