【中学生2人殺傷】押収した刃物から“被害者2人の血液” 9日にも殺人疑いで男を再逮捕へ 北九州市
北九州市の中学生殺傷事件で、警察が逮捕された男から押収した血の付いた刃物を鑑定した結果、被害者2人のものとみられるDNA型が検出されたことが分かりました。
2024年12月14日、北九州市小倉南区のファストフード店で中学3年の男女2人が刺され、女子中学生が死亡した事件では、平原政徳容疑者(43)が男子中学生に対する殺人未遂容疑で逮捕されています。
その後の捜査関係者への取材で、警察が平原容疑者から押収した血の付いた刃物を鑑定した結果、被害者2人のものと矛盾しないDNA型が検出されたことが分かりました。
警察は、9日にも女子中学生に対する殺人の疑いで平原容疑者を再逮捕する方針です。
北九州市では市内189の小・中学校で冬休みが終わり、8日から学校が再開しました。
北九州市教育委員会では、来週以降、すべての児童・生徒を対象に心のケアが必要かどうか把握するためのアンケートを行うということです。