日本庭園×プロジェクションマッピング 若者にも“日本庭園の美を” 福岡市で新たな取り組み
福岡市で、日本庭園の美しさを若い人にも知ってもらいたいと、ことしから新たな取り組みが始まっています。昼と夜の異なる表情をお伝えします。
福岡市城南区の友泉亭公園は、1998年に福岡市指定の名勝に登録された日本庭園です。モミジが色付きはじめています。約1万平方メートルの敷地には、大きな池を囲むようにして四季折々の景色が訪れた人を出迎えてくれます。
日も暮れはじめ、いつもなら閉園の時間ですが、ことしの夜は特別な灯りが庭園内を照らします。
日本の四季を表現した5分間のプロジェクションマッピングによって、光と音で包まれた幻想的な空間が広がります。
■友泉亭公園・田中正治 園長
「“プロジェクションマッピング”、そこに興味を持って足を運んでいただくことが、こういう日本庭園があったんだということを知るきっかけになっていると思います。そして皆さんが思い思いの写真をSNSに配信していただく。それがいろいろな人たちに広まっていき、この友泉亭公園が国内問わず、国際交流の場に広がっていけばいいなというふうに思っています。」
■訪れた人
「Tik Tokを見て来ました。」
「すごくきれいでした。」
■訪れた親子
「楽しかった!」
「キラキラしていてモミジの色がいっぱいあったからめちゃくちゃキレイだった。」
「音楽とプロジェクションマッピングがすごくマッチしていて、とてもすてきな気持ちになりました。癒やされました。」
秋色に彩られた日本庭園と音楽と光で生み出される『もみじの宴』で、華やかなアートの世界に足を踏み入れ、心なごむひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
もみじの宴 10/8~11/12まで開催
夜間開園は18:00~21:00迄期間中は夜間無休(月曜日は日中は閉園で夜のみ開園)
※料金は大人1000円・中高生700円・小学生500円(駐車場代・入園料込み)