高校生が自転車のヘルメット着用を呼びかけ イヤホン・逆走の12人に警察が「イエローカード」 福岡
5月は「自転車の安全利用促進強化月間」です。福岡市で15日、高校生たちが自転車事故の防止を呼びかけました。
■高校生
「お気に入りのヘルメットを着用し、大切な命を守りましょう。」
15日午前、福岡市博多区吉塚本町の交差点では、警察や博多女子高校の生徒などが自転車の利用者にチラシを配り安全運転を呼びかけました。
また、イヤホンをして自転車を運転した人や道路を逆走した人など12人に、警察が「自転車指導警告カード」通称イエローカードを出し、注意を促しました。
自転車のヘルメット着用は去年4月に努力義務となりましたが、警察庁が去年7月に行った調査によりますと、福岡県の着用率は8パーセントにとどまり、全国平均を下回っています。
警察は「自分の身を守るためにもヘルメット着用を心掛けてほしい」と呼びかけています。