『海老グラタン』などロイヤルホストの冷凍グルメ　製造工程を初めてメディアに公開

福岡市に本社を置き、外食事業などを手がけるロイヤルグループが、4年前から展開しているのが、レストランの味を家庭でも楽しめる冷凍食品です。29日、福岡市の製造工場が初めてメディア向けに公開されました。

福岡市博多区の製造工場を公開したのは、大手レストランチェーン、ロイヤルホストなどを運営するロイヤルグループです。

この工場では、ロイヤルグループが4年前からインターネットなどで販売している冷凍食品など、およそ50種類を製造しています。

製造工程が公開されたのは、ことし発売されたばかりの『ごちそう海老グラタン』です。工場では、1日に1000個ほどのグラタンが製造されています。

下処理がされたエビなどの具材を、手早く器に盛りつけます。200℃前後に温めた業務用オーブンでおよそ5分、じっくり焼いて焦げ目を付けます。そのあと、マイナス30℃ほどの冷凍庫で急速冷凍します。できたてを素早く冷凍することで味の鮮度を保ち、安全・安心で、安定した品質の商品を届けられるということです。

■吉村史織アナウンサー
「エビがぷりぷりです。2種類のソースが使われているということで、コクやがありますし、甘みやうまみをしっかり感じられる本格的な味です。」

■料理長・荒木高見さん
「私がまだ小さい頃は、冷凍食品はおいしくないだろうという前提があったのですが、近年、急速に技術が向上して、自信を持っておすすめするので、 ぜひ試していただければと思います。」

ロイヤルの担当者は「今後も、お客様のニーズに応えられるような商品開発を目指したい」としています。