パトカーの精鋭部隊「自動車警ら隊」発足50年 飲酒運転・交通違反も見逃さない 職務質問のエキスパート 福岡県警
福岡県警のパトカーの精鋭部隊「自動車警ら隊」が発足50年を迎え、記念式典が開かれました。
パトカーを使って警察署の管轄を超えた広いエリアをパトロールする「自動車警ら隊」、通称「自ら隊(じらたい)」。職務質問のエキスパートで構成され、福岡県警では1974年4月に発足しました。
23日午前、福岡県飯塚市で発足50周年を祝う式典が開かれ、岩下剛本部長が「自ら隊はパトロールの精鋭部隊であり、その職務質問の技術で実態の見えにくい悪を白日の下にさらしてほしい」と訓示しました。
その後、隊員による運転技術が披露されました。
「自ら隊」は2024年は6月末までに交通違反だけで、飲酒運転113件を含む3048件を検挙しています。
自ら隊の上村智紀副隊長は「県民の安心安全の確保のために、一層まい進していきたい」と話しています。